新年度を迎えるにあたって:①勉強はマラソンじゃない!短距離のダッシュだ!
受験はマラソンに例えられることが多いです。
しかし、僕は、高校受験に向けての3年間の勉強は、
「マラソン」というよりも「短距離のダッシュを何本も繰り返す」というイメージを持つべきだと思っています。
具体的にいうと、
「受験という先のゴールを目標にゆっくり一定のペースで走るのではなく、目の前の定期テストをゴールと思って全力疾走すべきだ」ということです。
その理由はいくつか有ります。
理由1:内申点に直結する
内申点は受験の結果に直結します。一年生のうちから自分の選択肢を広げるために1つでも多く内申点をとっておくべきです。
理由2:本気で挑んではじめて勉強の仕方がわかる
中途半端な勉強で中途半端な成績をとった後のセリフは、「次はもっと頑張る。」、「本気で勉強する。」など、曖昧な言葉しか出てきません。
当然です。本気で挑んでないので、自分の勉強の仕方のどこがいけないのかが見えてきません。本気を出せば何とかなると思っています。(本気で勉強するということがどういうことか分かっていないのに・・・。)
しかし、本気で挑んだ子は、次のテストに向けた改善点が明確に見えてきます。
「同じ問題ばかりを解いていたから、次はもっと色んな問題に当たって、苦手な部分をもっとあぶり出せるようにしよう。」
「記述の問題のミスが多いから、どうやったら記述で点数を取れるか聞いてみよう。」
などなど・・・。
そうやって、テストがある度に、少しずつ自分の勉強法を磨き上げていくことができるのでみるみる学力が向上していきます。
理由3:結局、今やっている範囲を一番勉強できるタイミングは今である
夏期講習などの講習では今までの復習をすることができます。
しかし、講習で復習するときと通常授業で勉強するときでは、明らかに授業の細かさが違います。
講習などの授業では「一度頭に入れたことを思いだす。」ということが目的です。
0から分かるようにと一歩ずつ進んでいく通常授業とは違い、重要なところのみをピックアップして演習を行います。つまりじっくり勉強するタイミングはなんだかんだで今しかないのです。
「いつかもう一回勉強できる」と思って勉強するのではなく、「今がラストチャンス」と思って、きっちりと定期テストまでに仕上げることがとても重要です。
しょうた塾ではこれらの理由から徹底的に定期テストにこだわります。
いつか来る受験に向けてダラダラ進むのではなく、目の前にあるテストに全力疾走していきましょう!